スカルピーの次は、インダストリアルクレイです。
温めると柔らかくなり、冷めると硬くなる油粘土(?)、
硬くなるといってもヘラで押せば変形するし、盛り足す事もでき
逆に温め度合いによっては液状にまで柔らかくなる。
使った感じは、かなり良いですよ。
ヘラを駆使すればかなり細かく作りこめるし、常温状態ならば手で持っても変形しない!
難点は、毛先など細い所を盛り足し、その後ヘラで形を整えていると「ポロッ」と盛り足た部分か取れる事かな。
で、
粘土なので、他の素材に置き換えないと、分割も表面処理もできない、
ので、レジンに置き換えました。
粘土原型をブロックで囲い、そこにシリコンを流し込む、
シリコン型が固まったら原型もろともカッターで切り分け、中の粘土を取り出せば型の完成。
・・・無茶なやり方ですね。
この方法だと原型が壊れてしまうので失敗すると取り返しがつかない、
しかも、レジンを流した後上手くブツを取り出せる保障がない・・・。
当たり前の事だけど、背中と髪の間にシリコンが流れず造形がつぶれ、毛先にレジンが流れてない。
5個抜きました。
1つは服だけを削り出し、もう1は顔だけを・・・、
ポリパテを使い、服と顔をすり合わせれば、分割ができるという作戦です。
残り3つで、髪を作れば・・・完成できるわけです。
表面処理もあるけどね。