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フィギュア作ってます、 俗に言う美少女ってヤツを・・・。
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青い花03
腕をつけて、肉を盛りはじめました。
絡めている腕は難しいです・・・手もつないでるし、
腕がこのフィギュアの難所になりそう。

削りの作業はほとんどしていないのですが、
今のところファンドの使い心地は悪くないです。
「乾燥するのがもっと早ければ良いな」と思うことはあるけど、その分ヘラで形を整える事が出来るので重大な欠点にはならない・・・と思いたい。

まだ、肉の盛りが足らない気もしますが、足らない所は、服の上からでも盛れるし、服を着脱式にする予定など無いので、
今回は全体のボリュームや二人の位置を把握し易くするために、サッサと服や髪を付ける事にします。

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インダストリアルクレイは、髪の毛やスカートのような薄かったり細かったり長かったりする物が作りにくい!
ので、今回はファンドを使います。
盛って大まかな形を作り、削って細かく作りこむ・・・エポパテのような作り方をする物、
だと思っているのですが、柔らかかったり固まるのが遅かったり、違う部分も色々ある見たいです。
でも、他のマテリアルより安いのは嬉しいですね。

青い花01青い花02
今回は、昔から作りたかった「二体一対」フィギュアに挑戦します。
腕は組み合っている状態にしたいのですが、位置が上手く決められないので、
足腰の肉を盛ったらつける事にします。

人魚17  人魚18
塗装が終わりました。
若干、気泡が残ってたりするけど・・・気にしない。
それより、肌色と青色の境界の塗りわけが大変すぎる!
一度失敗して塗りなおしましたが、完璧に塗り分けることが出来ず青色がはみ出し、
くすんだ感じに・・・、
コレでもカバーしたのですが・・・少し残念。

人魚19  人魚20
爪は、小さすぎてモールドを掘ることが出来なかったので塗装で再現。
目の青色は、マスクキングのミスが怖くて避けてきた方法ですが、
エアブラシで塗ってみました、
さすがにキレイですね、筆より簡単に塗れたし。

人魚16
肌色と白色(服の部分)の塗装が終わった状態。
肌は、褐色にするか迷いましたが、
常に海に居ると思われる人魚が、日焼けして色が変わるなら褐色どころではなく、真っ黒になっているハズ・・・それより、色が変わらない特有の力(?)がある・・・と考えた方が、人魚のイメージに合うかな~と思ったのでコノ色にしました。

お腹の辺りが思った以上にエロくていい感じ・・・、
残りの部分もいい感じに仕上げたいですね。


人魚15
複製は問題なく出来ました。
シリコンが減らせるのなら、石膏を流す手間をかける価値はあります。

さて・・・
複製が終わったら次は、また表面処理です。
まぁ、パーティングラインと気泡の処理だけですが・・・

・・・気泡が・・・上手く消えない!

いつもは、瞬間接着剤(高強度)にアルテコの粉を混ぜた物(瞬着パテと言うらしい)で埋めていて、
コレなら埋めた部分も白くなるのでサフレス塗装をしやすいのですが、
通常でも硬化の早い瞬着パテが、湿度が高いためか(瞬着は水分と反応して固まるらしい)物凄い速さで硬化するので、盛り付ける前に固まってしまい、上手く扱えない。

そんな訳で今回は、瞬着だけで気泡を埋めています。
この方法は、埋めた部分がの色が暗くなり、そのまま肌色を塗装するとホクロみたいになるので、下地として白色を塗る必要があり、
レジンの色を生かすサフレス塗装が出来なくなります。

全ては湿度が悪いのです。
でも、白色を塗っても綺麗な肌色になるけどね、
サフレス塗装ほどじゃないけど・・・。
キレイに塗装するために、レジンに置き換え・・・
複製ってヤツです。
が、シリコンが高いですねぇ、今までの経験からすると1/8サイズのフィギュアを複製するのに必要なシリコンは・・・約4kg。
1体のフィギュアを完成させるために使うシリコンの量じゃない。

と言う訳で、有名なシリコン節約法・・・「石膏バックアップ」をやってみることにしました↓。
人魚14
レジンを流していないので上手くいっているかわかりませんが、見た目はいい感じです。
(シリコンについているグレーのモノは離型剤の代わりに吹いたサーフェイサーです。)
型のサイズから計算すると約2kgのシリコンを使用するであろうこの型ですが、
実際使用したシリコンは400gでした。
まだ、全ての型を作り終えていないのですが、およそ1kgで済みそうです。

石膏バックアップを考えた人・・・ありがとう!

まぁ、複製が成功したらの話ですが・・・。

人魚12 人魚13
完成しました。
先週の写真の時点で、かなり表面がキレイだったので進歩がわかりにくいのですが、実物は細かいところまでちゃんとキレイになりました。

今回は、塗装までやろうと思っているので、完成まではまだ先になります。

人魚11
台を作ってみました、そしてサフ吹きました。

台は、円錐形にしました。
本体にダボ穴を開けるのに抵抗がありましたが、意外と良い感じ。

写真で見ると「もう完成か?」とか思えるんですけど、
実際は、ヤスリ傷や小さい気泡がまだ残っているので、
まだまだまだ、表面処理は続きます。

人魚10
あんなシリコン型でも何とかなる様で、分割も無事終了しました。
指や髪の先などレジンが流れなかった所をポリパテで修復すれば、
後は表面処理ですね。
何体作っても、この作業はめんどくさくて嫌いです。

そういえば、このフィギュア自立しなかったな・・・
表面処理の前にベース作った方がいいかな?
でも、どうやってベースに固定させようか・・・
真鍮線をブッサスのは簡単だけど味気ないからやりたくない。
このポーズで作るって決めたときに考えとけよ、俺。


人魚07
シリコン型ができました。
半分くらいシリコンを流し硬化させ、原型が隠れた所に油土を盛り、原型が埋まりきってない所にシリコンを流す、という方法で作ったこの型・・・
いくらシリコンを節約したいからといっても、この形は(我ながら)どうかと思う。

シリコン節約ばかり考えていたので、型の上下も湯口の位置も考えていませんでした・・・
出来上がった型を観察した結果
人魚08
型を斜めに置いて、レジンを流す事にしました・・・赤い矢印が湯口です。
(ちなみに、型をクランプしているのはセロハンテープ)

人魚09
成功するか心配になったけど、
この後、加工することを思えば、この3体は合格ラインかな?

いよいよ、分割と表面処理というメンドクサイ作業に入ります。




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